★20~30代の女性に増えている「非定型うつ病」。他人の言葉を悪い方向に受け止めてしまう。

GOTです。

私がうつ病になったきっかけは、上司のパワハラですが、私にも問題がなかったとは言えないかもしれません。

他人の言葉を悪い方向に受け止めてしまう

他人からの侮辱・批判に対して極端に敏感になってしまう自分は「非定型うつ」なのかもしれません。「非定型うつ」は、相手はそんなつもりがないのに「批判された」「軽蔑された」「見下された」等のように否定的に受け止めてしまう傾向が強いそうです。

たしかに、私は、職場の上司からささいなことで注意されただけでも「自分の全てを否定された」というふうに過剰反応する自分がいたかもしれません。

一度そういうことをされると「調子はどう?」とその上司に言われただけでも、別の意味にとらえて気分が悪くなってきます。

そういう気質のせいか、親密な対人関係を今まで持てたことがありませんでした。

非定型うつ病の特徴は

「非定型うつ病」の特徴に、過眠があるそうです。
他人から̚非難されたと思うと気分が落ち込み、眠気が強くなります。また、神経性疲労で、体が鉛のように重く感じてしまうので起きていられず、眠るといったことが続くようです。そして、昼間も眠くて、やる気が起きません。

「非定型うつ病」は女性に多いといわれていますが、甘いものへの欲求が強くなるそうです。当分には抑うつ感を和らげる作用があるので。甘いものをたくさん食べます。
しかし、気分の安定は一時的で、食べすぎにより体重が増加していきます。太ることで自己嫌悪が陥って、また気分が落ち込む悪循環になります。

「非定型うつ病」の人への対処は

一般的なうつ病では「頑張れ」等の励ましはよくないと聞きますが、「非定型うつ病」の場合は、そういった適度な言葉は回復の助けになるようです。なので、時には優しい言葉で、励ましてあげることが大切です。ただし、厳しい言葉はダメです。また、不安や焦燥感が認められるときは、見守ることが大切です。

「非定型うつ病」の治療は

「非定型うつ病」の治療では、生活リズムを規則正しくすることが重要になってきます。それだけで大きく改善する患者も珍しくないようです。
過眠・過食・強い疲労感などで生活リズムが崩れているかと思います。この悪循環から逃れるには強制的に生活リズムを整えるしかないのです。

私も生活リズムをしっかりするようカウンセラーから言われています。そして、一時間ごとの行動が記録できる生活リズム表をつけて、リズムを整えようと頑張っています。

そして、治療においては休養も重要ですが、「非定型うつ」の場合は、適度に負荷をかけるほうが治りが良いそうです。私も勉強やブログなど目的をもって適度に頑張ってきました。体を動かすのも進められたため、よく妻と散歩に行くようにしています。

さらに治療を進めるなら精神療法です。カウンセリング等を行うことにより、自分の考え方のくせに気づき、問題点の修正を行っていくことができます。
落ち込まなくても良いことで落ち込まないように考え方を修正していく認知行動療法になります。

考え方は簡単には変わらないため、定期的にカウンセリング等を受けることになると思います。私もそうでした。

最後に

私の場合、お薬も処方されて飲んでいましたが、それほど効果を感じられませんでした。
それよりも、生活リズムをしっかりして、外に出歩いたほうが、精神的に健康になっていく気がしました。考え方のくせについては、カウンセリングを受けることも良いと思いましたが、ACTをはじめるという本でだいたい考え方を変えれた気がするのでおすすめです。
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